8.雑 感
2月に入って友を二人失った。60代中頃の死はあまりにも残酷である。私自身、他人ごとではなく気が滅入ってしまう。それだからか、風邪を引いて2週間になるのに治らない。現在はなんとなく息苦しく心配である。
先日友人とバリ島・ジョグジャカルタに旅行した。バリは先日爆弾テロがあったところである。風邪を引いたまま出発したのがいけなかったのかもしれない。二、三日前東南アジアで原因不明の肺炎がはやっているとの新聞報道があった。従来の症状と違って、高熱を発っし、抗生物質が効かない、治療法がわからないという。なおさら気になって仕方がない。
それはさておいて、バリ島はテロ以来観光客が激減しているという。日本航空は直行便をやめるとのこと。それどころか、アメリカのイラク攻撃ということで、おそらく海外旅行はしばらくは誰も避けるであろう。
日本は、国連第一主義、一国平和主義をいままで貫いていた。その方針を変えてアメリカ支持を明確にした。その是非はともかくとして、国連は機能しなくなり、威信を失った。アメリカ一極主義が続き、アメリカは武力を背景に、これからの世界を支配していくのであろう。
アメリカは民主主義を自認しているが、私に言わせればそれこそ天に向かってつばする行為で、他国を悪の枢軸国とかならず者国家とかいえないのではないか。
このところのアメリカはおかしい。環境問題で、京都議定書を拒否したりしている。唯我独尊、自分はすべて善で、反対するものは悪であるという。イラクにも問題はあるが、フランスが主張しているように、時間をかけて、イラクの諸問題を解決するという方法が一番いいと私は思っている。こういう常識が通用しない国連は、これから大変な岐路に立たせられる。
日本は国連の負担金がアメリカについで二番目なのだからもっと自己主張してもいいはずだ。しかし敵国条項を削除できないくらいだから期待するほうが無理か。