32.今年を振り返って
まず、私的なことから、今年を振り返って見る。第一は、義弟を五月に亡くしたことである。追悼の文はすでに書いてあるので、それ以上のことには言及しないが、あまりにも早い死をただただ悲しむのみ。残された家族が早く立ち直って、新しい生活を築いていけることを願う。
第二は、私自身がその義弟の死のショックからか数ヶ月もの間、体調をくずしてしまった事。結局原因は分らず仕舞い。掛りつけの医者も首をかしげるのみ。ただ自分でも、年老いたことは実感している。60代前半のように、体がスムーズに動かない。歩行も早足は無理、長時間はとても疲れを感じる。
第三は、自分の趣味のビデオの世界が、ハイビジョンの時代になったこと。それに対して、自分が対応していけるか、不安がある。躊躇してその世界に踏み込まないでいるのも業腹だ。今は一生懸命テキストと睨めっこで勉強中。私が元気なうちに、どうしても自分のものにする。
さて今年の出来事の私が感じたベスト3.第一に総選挙。小泉首相率いる自民党が圧勝したこと。しかも自分に反対する勢力を徹底的に排除したこと。これによって自民党内には偉大なるイエスマンしかいなくなってしまったこと。与党だけで衆院は3分の2を超えたことで、小泉首相は何でも自分の意のままに出来るようになってしまった。小独裁者が出現した。それが外交の面で裏目に出てしまったようだ。アメリカ追随で、アジア特に中国・韓国を反発させてしまった。私自身、中国政府の対日本政策には腹が立つ。気分は嫌中国であるが、根底には靖国問題がある。私には首相が参拝にこだわる理由が分らない。個人のわがままな発想で、日本を国際的な孤児にしてもらいたくない。
第二は小児への残虐な殺人事件。第三は耐震偽造事件。共に、日本人が持っていたよきモラルがいつの間にか欠如してしまった結果、起こったものと思う。そういう日本にしてしまったのは一体誰だ!政治家然り、教育者然り、拝金主義に走った我々世代の責任だ。
現在プチバブルだとか世間では言っているが、金に浮かされる世相はゴメンダ。人間としてのモラルの喪失はそのあたりにあるのでは?
2005.12.27