コラム

前のページへ

次のページへ

21.避暑と洒落込んで!

 あまりの酷暑に音をあげていたところ、友人から東北地方に行かないかと連絡が入った。私自身妻が退職して、すっかり生活のリズムが狂ったこともあり、これ幸いと二つ返事で三人で出かけることになった。宿泊地と新幹線を予約して気ままな旅である。目的地は岩手県の安比高原のリゾート地。ホテルは朝食付で、後は実費。夕食はホテル内の数軒のうちから選択。第一日目は和食のコースを選んだ。私は全部平らげたが、二人はかなり残してしまった。私はどうも年相応の食欲以上のようだ。帰宅してから減食に努めているが、一向に体重が減らない。それならとアルコールを止めてみたが、さてこれからどうなることやら!年相応といえば、二人の就寝時間の早いこと早いこと、八時にはベットイン。
 リゾートホテルは部屋は満足したのだが、廊下は道路ということで、温泉に行くのに靴を履き、洋服を着て出掛けなければならない。面倒で結局入浴後、その足で夕食という仕儀と相成った。三人で話し合いの時、リゾートホテルとは何ぞやとなったが、分からず後日調べてみた。リゾートそのものは避暑地、保養地、行楽地という意味であるが、実は1987年に、ゆとりある国民生活の実現と地域振興を図るため総合保養地整備法という法律が制定され、そのため開発民間業者への減税、地方自治体の起債許可などの措置がとられている。
 しかしバブル経済崩壊で、2000余の大半が赤字である。それと指定地の多くが国立公園地域などということもあって、自然保護の立場から見直しが迫られているとのこと。
 さて私たちはホテルが主催するブナ二次原生林の見学に参加した。案内人が時々笛を吹くので、何故と聞けば最近クマが出没しているからとのこと。平安時代に原生林を牧草地とし、馬の成育をした後に、放置された牧草地がブナ林に戻ったものを二次と言うのだそうだ。そうは言ってもブナ林はよかった。今度は、秋田の世界遺産に指定されている白神山地に絶対行こうと思ったことだ。

2000.9.9