19.怒り!
最近、人の心が荒廃しているのをつくづく感じる。あらゆる社会現象が、そこから発していると思っても過言ではない。ごくごく最近の出来事をみてもそう思う。例えば国会での小泉首相の言動がまずそうだ。年金問題で、自身の過去の事実を指摘された時の言葉だ。「人生いろいろ、会社いろいろ、社員いろいろ」民主党の岡田党首が質問した時の答弁だ。こんなに国民をなめ切った言い方は、今までの首相にはなかったのではないか?ある会社の社長が、「君の仕事は次回国会議員になることだ」と言われたとのこと。全く勤務実態がないことを自ら認め、開き直った時の言葉だ。これは明らかに法律違反である。詐欺行為である。どこかの市長が同じ行為で有罪になったはずだ。
それ以前に、国会議員の年金未納問題が明るみになった時は、制度そのものが複雑で関係機関から通知がないなど、無理もないと思っていた。未納問題は議員年金との絡みにあることは承知していた。
しかし、この議員年金なるものがどういうものであるかを知った時、怒りがわいてきた。大変な特権があるのである。国会議員をわずか十年務めれば、受給資格が得られるのだ。そして65歳から毎年412万円が支給されるとのこと。月額34余万円。在職が10年以上の場合、1年増える毎に支給額は8万余円ずつ上積みされ在職50年で頭打ちになるとのこと。だから中曽根元首相は毎年741余万円を受け取ることになるそうだ。月額60万円を超える。自営業者が、国民年金を納めて得られる給付額は月額6万余円だ。馬鹿らしくなってしまう。
そしてさらに国会議員年金の赤字補填額は、われわれが支払った税金が当てられている。その補填額は45年間で300億円だそうだ。
今日、参議院選挙が公示される。国民が唯一鉄槌を下すことのできる場だ。良識ある人を国会に送ろうではないか。私は自分の一票が非常に重みがあることを自覚して、投票するつもりだ。棄権だけはしない。
2004.6.24