11.喫煙について
健康増進法なるものが、執行された。それに基づき、5月1日、私鉄各駅構内からいっせいに喫煙コーナーが撤去された。
これで、お父さん族の肩身はますます狭くなった。職場では喫煙コーナーがあるのはまだいいほうで、喫煙できなくなった職場が多くなったと聞く。そこで外に出て喫煙しようとすれば、千代田区のように路上での喫煙禁止条例があって、それに違反すれば過料される。この傾向は、各区でも検討されていて、おそらくは東京では路上での喫煙はできなくなるだろう。家庭に帰れば、隠れるようにトイレの中で、あるいはベランダでホタル族といわれる喫煙を強いられる。まさに踏んだり蹴ったりで立つ瀬がない。それならば禁煙をすればよいのだが、それがなかなか出来ない。タバコは百害あって一利なしといわれる。わかっているのだが止められないのが実情だ。タバコはいろいろな病気の基になっている。癌がその代表だが、こんなことがと思うような害があるのだ。
歯槽膿漏、歯周炎、骨粗鬆症、老化の促進、年齢よりも顔のしわが増えたり、頬がこけて、スモーク・フェイスという特有の顔つきになるという。
実は私も大変なヘビースモーカーで禁煙をしてから3年はたつだろうか。ニコチンパッチという方法で約二ヶ月で成功したのだが、薬の力を借りただけでは駄目で、要はタバコをやめるという強い意志力がなければならないのだ。現在では食事時や、居酒屋で風下のほうにいると、非常に耐えられない気分になるようになった。
しかし、肥満という結果が生じた。医者に言わせれば、胃が非常に喜んで、食べ物がおいしく感じて、つい食べ過ぎるのだという。そうかもしれないが10キロ増えたのには参った。
それにしても、最近目に付くのは若い女性のくわえタバコだ。それを見ると、かっての自分が恥ずかしくなる。若い女性の喫煙の理由は、一つは体重の減少のため、もう一つは格好がいいからだそうだ。将来のことを考えてぜひやめましょう。
ちなみに、子供の喫煙率を調べたら、中学1年男子が29.9%、高校3年男子が55.6%、女子が38.5%だそうだ。